キャッシュレス決済のデメリットは決済手数料?
導入前後の利益率を徹底比較!

店舗事業者がキャッシュレス決済を導入するデメリットには、「決済手数料の負担」が挙げられます。
決済手数料を負担することが気がかりで、キャッシュレス決済の導入を躊躇している事業者は少なくないでしょう。本稿では「決済手数料がどの程度店舗の負担になるのか」をご紹介します。キャッシュレス決済の導入を検討している店舗事業者は、ぜひ導入前にお目通しください。

※アルファノートの決済手数料については、下記の「お問い合わせ」よりお尋ねください。


キャッシュレス決済の導入、店舗のデメリット

店舗事業者がキャッシュレス決済を導入するデメリットには、導入費用・決済手数料の負担や、資金繰りへの影響・セキュリティ面のリスクが挙げられます。

導入コストと維持コストの発生

キャッシュレス決済には「導入コスト」と「維持コスト」が発生します。導入コストは、決済端末やPOSシステムの購入に掛かる初期費用です。一方、維持コストは継続的に発生します。維持コストの中で最も大きな割合を占めているのは、売上に対して発生する「決済手数料」です。「決済手数料」は売上額の2~7%程度を負担する費用で、売上が発生するたびに負担する必要があります。


入金サイクルによる資金繰りへの影響

キャッシュレス決済は現金と異なり、売上が手元に入るまでにタイムラグが生じます。この「入金サイクル」は、決済代行会社によって翌日~数週間、あるいは月1回の振込など様々です。特に、仕入れ代金や人件費、家賃などの支払いが先行する店舗では、売上がすぐに入金されないと資金がショートする可能性があるため、資金繰りに注意が必要です。資金繰りが気になる店舗事業者は、入金サイクルの早い決済代行会社を選択することで不安を取り除きましょう。

システム障害へのリスク

キャッシュレス決済はシステムに依存するため、システム障害や通信障害が発生すると、決済ができなくなるリスクがあります。これは、決済端末の不具合、決済サービスのシステムダウン、あるいは店舗のインターネット回線の問題など、原因は多岐にわたります。

セキュリティ面のリスク

キャッシュレス決済は利便性が高い一方、セキュリティリスクも伴います。店舗側が直面する主なリスクは、顧客のクレジットカード情報や個人情報の漏洩、そしてQRコードの偽造などによる不正送金です。例えば、店舗に設置されたQRコードが偽のものにすり替えられ、顧客が支払った代金が犯罪者の口座に送金されてしまう「ステッカー詐欺」が報告されています。

決済手数料に対する考え方

「決済手数料」は、店舗事業者がキャッシュレス決済を導入する上で負担になりますが、キャッシュレス化により集客力が上がれば、その手数料はむしろ「投資」と捉えることができるでしょう。
例えば、これまで現金払いしかできなかった店が、クレジットカードやQRコード決済に対応することで、現金の持ち合わせがない顧客や、ポイントを貯めたい顧客も来店しやすくなります。結果として客数が増え、客単価も向上する可能性があります。集客力向上による売上増が決済手数料を上回り、全体の利益を押し上げるケースも少なくありません。新しい顧客層を獲得し、売上を伸ばすための有効な手段となり得ます。

キャッシュレス決済、導入前後の売上・利益を比較

キャッシュレス決済の導入前後で、1か月間に発生する売上と利益を比較しました。キャッシュレス決済の導入後「集客力が上がるか」「人件費が削減できるか」により店舗の利益は変化します。

集客力・単価・人件費が変わらなかった場合の利益(一例)

集客力が上がった場合の利益(一例)

人件費が削減できた場合の利益(一例)

まとめ

キャッシュレス決済の導入による影響について、参考になる情報はありましたでしょうか。筆者として、キャッシュレス決済を導入するかどうか決めきれない事業者のヒントになれば嬉しく思います。
当社では、契約期間の縛りを設けず、導入時にかかる費用を抑えたプランをご提案していますので「まずは導入」という選択を視野に入れていただけます。キャッシュレス決済の導入の足掛かりに、是非当社をご利用ください。

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