キャッシュレス決済の導入、
手数料が気になる方へ

事業者がキャッシュレス決済を導入しない理由は大きく2つに分けられます。1つ目は「手数料が高い」2つ目は「現金で困っていない」です。決済サービスの利用時には「手数料」が発生しますが、手数料がどの程度負担になるか正確に把握していない事業者も少なくないのではないでしょうか。
当ページでは「キャッシュレス決済の導入により、どのくらい利益が増減するのか」を解析し、キャッシュレス決済の導入のヒントになるコンテンツをご紹介しています。是非、キャッシュレス決済の導入前にご一読ください。

※アルファノートの決済手数料については、下記の「お問い合わせ」よりお尋ねください。

キャッシュレス決済は、導入した方が得なのか?

キャッシュレス決済の導入には「集客数の向上」「客単価の向上」「レジオペレーションの効率化」などの効果が挙げられます。実際の効果は導入してみなければ分かりませんが、経済産業省の調査から事業者全体の傾向を読み解くことができます。経済産業省が公表した「キャッシュレス将来像の検討会(概要版)」のうち「キャッシュレス決済導入によって得られた効果/メリット(複数回答)」(※1)をグラフに表しましたので、参考までにご覧ください。
また、下記グラフの効果が発生した場合に「売上・利益にどのような変化が現れるか」(※2)をご紹介しています。貴店の販売数・売上と照らし合わせることで、キャッシュレス決済のによる影響をご想定いただけます。

※1グラフの項目は「特に効果やメリットなし」を除いています。
※1グラフのソース「昨年度検討で実施した中小企業(ECのみ企業を除く)を対象とした加盟店向けアンケート結果(2021年11月実施、n=1,031)
※2参考値になり損益計算書との関係は認められません。

実際に利用者が感じた、キャッシュレス導入効果

キャッシュレス決済の導入後、売上・利益の変化

1か月間の売上・利益を、キャッシュレス決済の導入前後で比較しました。キャッシュレス決済の効果がまったく現れない場合には、キャッシュレス決済よりも現金の方が利益が多くなります。しかし、キャッシュレス決済を導入することで『集客面』『客単価』『レジオペレーションの効率化』のいずれかの効果が発生した場合には、キャッシュレス決済を導入した後の方が利益が伸びる可能性があります。

集客力・単価・人件費が変わらなかった場合の利益(一例)

集客力が上がった場合の利益(一例)

人件費が削減できた場合の利益(一例)

導入する決済ブランドを迷っている方へ

2019年8月28日にJCBが公表した「決済速度に関する実証実験結果」をもとに、1回の決済にかかる所要時間をグラフに表しました。決済の所要時間は「電子マネー決済」が最も速く、QRコード決済・クレジットカード決済の順に続いていきます。

※グラフ横の数値は各決済方法を用いた場合の決済時間の最小値・最大値を示しています。

キャッシュレス決済、導入後におすすめの行動パターン

キャッシュレス決済の導入後は、導入前に対してどのように数値が変化したかを確認し、売上アップに向けて行動に移すことがおすすめです。「キャッシュレス決済を導入したけれど効果が分からない」「利益を上げるために、さらなる集客・売上アップを見込めないか」と考えている方は、以下の図を参考にしてみてはいかがでしょうか。

目的 おすすめの行動パターン
状況把握
  • 売上の増減・集客数の増減を確かめる
  • 商品単価が適正かどうかを検討する
売上アップ
  • 決済手数料の低いブランドの促進に向けたアナウンスを行う
  • キャッシュレスに対応したことを周知する
  • キャッシュレスが得意な高額決済を促す(例:高単価&お得なセット売りを提供する)

まとめ

キャッシュレス決済の導入による影響について、参考になる情報はありましたでしょうか。筆者として、キャッシュレス決済を導入するかどうか決めきれない事業者のヒントになれば嬉しく思います。
キャッシュレス決済は一度導入したら利用し続けなければならない仕組みではありません。事業者はキャッシュレス決済の導入後に、継続利用・利用停止・解約のいずれかを選択できます。
当社では、導入時にかかる費用を抑えたプランをご提案していますので「まずは導入」という選択を視野に入れていただけます。キャッシュレス決済の導入の足掛かりに、是非当社をご利用ください。

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