インバウンド決済

インバウンド決済サービス(WeChat Pay・Alipay・銀聯)

中国や台湾などで多く利用されているQRコード決済をはじめとした、訪日外国人観光客向けの決済サービスをインバウンド決済と言います。代表的なものに、中国で圧倒的なシェアを占めている「WeChat Pay」や「Alipay」などの支払い方法があります。
アルファノートでは、WeChat PayやAlipay、銀聯カード、並びにその他アジア諸国発の決済サービスに対応した端末を提供しています。

2023年 訪日外国人の動向

2023年5月8日、新型コロナウィルス感染症の位置づけが「5類感染症」に引き下げられ、訪日外国人においては『入国時のワクチン証明書又は出国検査証明書の提示』が不要となりました。日本政府観光局が公開した「訪日外客数(2023年6月推計値)」によると、『6月の訪日外客数は新型コロナウィルス感染症の拡大以後、初めて200万人を突破した』そうです。
訪日外国人の旅行支出額は一人あたり23万4,524円である推計値から、訪日外国人を集客することによる売上増加が期待できます。店舗においては、訪日外国人の来店に備えるべくキャッシュレス決済を導入することで、来客数増加を見込めるかもしれません。
(参照:厚生労働省)
(参照:JNTO 日本政府観光局)
(参照:観光庁 訪日外国人消費動向調査)

WeChat Pay(微信決済)

WeChat Pay(微信決済) とは?

中国で最も普及しているスマホ用SNSアプリである、WeChatを利用したQRコード決済サービスです。 WeChat は全世界で12億人以上が利用しており、その中で提供されている WeChatPayは中国語圏の社会にとって必要不可欠な決済インフラと言えます。
エンドユーザーは、WeChat Payに銀行口座やクレジットカードを紐づけることで、QRコード決済が利用できるようになります。中国国内では、コンビニやスーパーなどはもちろん、公共料金や病院など様々な場面で利用可能です。(参照:36Kr Japan)

WeChat Pay(微信決済)の導入メリット

  • 中国人観光客の集客効果が期待できる
    WeChat Payは、中国人にとって日常生活に必要不可欠な決済ツールです。 WeChat Payに対応することで来日する中国人観光客のインバウンド消費を狙うことができます。
  • SNSによる宣伝効果が期待できる
    WeChat Payは、WeChatというSNSアプリ内で提供されている決済サービスです。 WeChatには、WeChat Payが使える店舗の情報やお得なクーポン情報などが掲載されます。シェア機能もあるので、WeChat Payに対応することで他店より選ばれる確率を上げることができます。

Alipay(支付宝)

Alipay(支付宝)とは?

中国に拠点を持つアリババグループが、2004年より提供を開始したQRコード決済サービスです。「WeChat Pay」と並び、中国国内で多く利用されており、実店舗の他にオンライン上でも広く利用されています。
日本国内でもコンビニや飲食店などで普及が進んでおり、2019年には日本におけるAlipay(支付宝)の加盟店舗数は30万店舗を突破しました。(参照:Digital PR Platform)

Alipay(支付宝)の導入メリット

  • 東アジア観光客の集客効果が期待できる
    Alipay(支付宝)は、中国や香港などの東アジア諸国で12億人以上に利用されています。WeChat Payと同じく、対応することでインバウント消費を期待できます。(参照:AFPBB News)

銀聯(UnionPay)

銀聯(UnionPay)とは?

銀聯(UnionPay)は、中国政府主導のもと2002年に発行されたクレジットカードの国際ブランドです。2020年8月時点で63の国と地域で発行され、その発行総枚数は80億枚を超えており、VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club Internationalに並ぶ、6大国際ブランドのひとつとして地位を確立しています。(参照:UnionPay International)

銀聯(UnionPay)の導入メリット

  • 外貨換算が不要
    銀聯カード決済による売上はアルファノートが日本円に換算し入金します。外貨換算を行う必要がないため、通常業務への負担もありません。また、中国人スタッフがいない店舗でも銀聯カード決済の導入、導入後の管理が可能です。

JKOPAY

JKOPAYとは?

JKOPAYとは、「街口電子支付股份有限公司」が提供する台湾発のモバイル決済サービスです。JKOPAYのユーザー数は約380万人、月間のアクティブユーザーは200万人を超えています(2020年11月時点)。台湾モバイル決済市場全体の85%のシェアを誇り、台湾で最も利用されているQR決済サービスです。

JKOPAYの導入メリット

  • 訪日台湾旅行客の集客効果が見込める
    JKOPAYユーザーは、日本国内でも台湾にいるときと同じようにJKOPAYを利用することができます。両替手数料を掛けずに日本国内で買い物などの支払いを行うことができます。台湾人の訪日旅行客にとっては大変利便性が高い決済サービスと言えます。
    また、JKOPAYを提供している「街口電子支付股份有限公司」は、台湾外でもJKOPAYを利用できるよう積極的に働きかけています。近い将来、日本国内での加盟店が増加し、台湾旅行客が訪日する機会が拡大すると考えられます。

導入の流れ

インバウンド決済は、下記の流れでご導入いただけます。

STEP1
お問い合わせ
STEP2
お見積もり書・お申込書送付
STEP3
お申込書・必要書類のご提出
STEP4
加盟店審査
STEP5
ご納品・サービス開始

決済端末について

ポータブルマルチ決済端末

アルファノートのポータブルマルチ決済端末は、各種インバウンド決済の他、国内の各種QRコード決済や、クレジットカード決済、各種電子マネー決済などを1台で利用することができます。Wi-Fi、4G回線に対応しているため、屋外でも決済可能です。