【目的別】決済端末おすすめ10選|決済端末の選び方も合わせて紹介

キャッシュレス決済の普及が進む中、多様な決済方法に対応することは店舗運営に欠かせない条件になりつつあります。キャッシュレス決済の導入にかかるコストは年々見直され、手軽に導入することが可能になりました。しかし、いざ決済端末を導入するとなると「どの決済端末を選べば良いか分からない」といったお悩みをお持ちの方が増えています。

本記事では、「どの決済端末を選べば良いか分からない」お悩みを抱える店舗事業者に向けて、目的別におすすめの決済端末をご紹介します。店舗の希望にマッチする決済端末をご確認いただけます。

持ち運びタイプの決済端末をお探しの方や、業種に特化した決済端末をお探しの方は「アルファノート」にお任せください。アルファノートは創業20年を迎えた老舗の決済代行会社です。40,000件を超える豊富な実績をもとに、最適なプラン・決済端末をご案内します。

決済端末の選び方

店舗のキャッシュレス決済には、決済端末を導入する必要があります。決済端末を比較検討する前に、決済端末の選び方を確認しましょう。

費用で選ぶ

決済端末の導入には、決済端末代などの初期費用・決済手数料などの費用が発生します。決済端末の導入費用を抑えるためには、各決済代行会社のサービス・料金体系を比較検討した上で、自分の店舗に最適なプラン・決済端末を選ぶことがおすすめです。初期費用は導入時に発生し、決済手数料は売上に対して継続的に発生する費用です。決済手数料を一律で提供する決済代行会社は少なく、決済サービスや業種・売上規模によって変動するため、事前に問い合わせをして確認しましょう。

目的で選ぶ

決済端末を導入する多くの店舗は、会計時にキャッシュレス決済を案内することが目的ではないでしょうか。現金払いだけでなく、クレジットカード決済や電子マネー・QRコード決済など支払い方法のラインナップが増えることは顧客の満足度アップに繋がります。目的は細かく書き出すことで、自分の店舗に最適な決済端末を選択できます。例えば、インバウンドの需要が高いエリアであれば、インバウンド決済に対応した決済端末を選択することがおすすめです。店舗に決済端末を導入する場合は、POSレジとの連携が可能かどうかも重要な指標です。

機能・サポート面で選ぶ

自店舗に最適な決済端末を選ぶためには、価格と機能・サポート面のバランスが取れていることが重要です。決済端末の機能には「多言語対応」「タッチ決済」「領収書印字」「POSレジ連携」が挙げられます。決済端末を導入する際は、希望する機能が付帯しているかどうかを確認しましょう。また、決済端末を導入した後に後悔することのないよう、導入後のサポート体制は事前に確認することがおすすめです。万が一の決済トラブルに備え、カスタマーサポートが充実している決済代行会社を選びましょう。

低価格・コードレスタイプの決済端末おすすめ3選

できる限り低予算でキャッシュレス決済を導入したい店舗、コードレスタイプの決済端末を検討している店舗におすすめの決済端末をご紹介します。
コードレスタイプの決済端末は、用途のバリエーションが豊富にあります。店舗のレジに設置することはもちろんのこと、テーブル会計・屋外のイベント出店や移動販売・デリバリーの対応などあらゆる用途で利用できます。 コストパフォーマンスに優れ、機能性を重視している方はぜひご覧ください。

アルファノート株式会社(アルファポータブル)

アルファポータブル

決済端末「アルファポータブル」はコードレス且つコンパクトサイズで、場所を選ばず利用できます。1台でクレジットカード・QRコード・電子マネーなど70種類以上の決済ブランドに対応しています。

  • 最短1日~のレンタル利用・最短即日のスピード導入に対応し、イベント・移動販売に選ばれています。レンタル利用では、初期のセットアップが完了した状態で発送されるため、届いた直後から利用できます。
  • 特定継続的役務に該当する事業者にも決済端末を提供し、特定業種から根強い人気があります。決済代行会社の中では稀で、回数券を販売するエステサロンへ分割決済を提供することができ、月額費用の自動決済にも対応しています。
  • 決済端末を導入した後のサポート面も充実し、365日24時間体制のカスタマーサポート、柔軟な入金サイクルを用意しています。
決済端末代 0円
決済手数料 ・3.24%~(通常プラン)
・2.48%~(導入応援プログラム適用時)
決済ブランド 70種類~(クレジットカード・電子マネー・QRコード)
最短導入日 即日~
最短利用日 1日~(レンタル提供あり)
回線 Wi-fi、4G回線
インバウンド決済 対応
特記事項 ・特定継続的役務への提供可能
・契約期間の縛りなし
POS連携 対応可能
  • アルファノートがおすすめの事業者
  • 早くキャッシュレス決済を導入したい
  • 数日間キャッシュレス決済を導入したい
  • 導入後も決済のサポートを受けたい
  • 省スペースに1台で完結する決済端末を設置したい




クロネコヤマト

クロネコヤマト

クロネコヤマトの決済端末は、物流と決済を一元管理したい事業者におすすめです。最短1日から6か月まで期間指定が可能な決済端末は、発送先を指定でき返送までスムーズに行えます。バッテリー内臓型の決済端末は、電源・通信環境がない場所でも利用可能です。

  • 「らくうるカート」のネットショップ開業サービスも提供しています。店舗・ネットショップの開業を並行して進めている事業者は、クロネコヤマトの決済サービスで一本化することで煩わしい業務を省略できるでしょう。
決済端末代 要問い合わせ
決済手数料 要問い合わせ
決済ブランド 21種類~(クレジットカード・電子マネー・QRコード)※2024年7月31日時点
最短導入日 要問い合わせ
最短利用日 1日~(レンタル提供あり)
回線 Wi-fi、4G回線
インバウンド決済 非対応
  • クロネコヤマトがおすすめの事業者
  • 数日間キャッシュレス決済を導入したい
  • 物流と決済の契約会社を一本化したい
  • 「らくうるカート」の導入を検討している




楽天ペイ ターミナル

楽天ペイ ターミナル

楽天ペイ ターミナルは、楽天が提供するマルチタイプの決済端末です。決済端末のカラーバリエーションは3種類あり、黒・白・赤から選択できます。楽天ペイ ターミナルの特筆すべき点は、決済と同時に楽天ポイントを付与・利用を行えることです。楽天ポイントの付与・利用ができる点を謳うことで、楽天ユーザーの来店頻度を高めやすくなる効果が期待できます。
また、楽天Payの決済手数料は(他社に対し)低いレートで案内を受けられます。楽天ペイ ターミナルは、楽天ユーザーを囲い込みたい店舗・集客力を高めたい店舗におすすめです。

決済端末代 0円(レンタル)
決済手数料 2.99%~(通常プラン)
月額費用 1,980円(税別)
決済ブランド 71種類~
最短導入日 2週間程度(電子マネー決済は2か月程度)
インバウンド決済 非対応
  • 楽天ペイ ターミナルがおすすめの事業者
  • 楽天ユーザーの来店数を増やしたい
  • キャッシュレスの導入に集客効果を期待している
  • マルチタイプの決済端末を検討している

店舗のレジ設置に優れた決済端末おすすめ4選

店舗のレジに設置したい場合に、おすすめの決済端末をご紹介します。店舗運営を軸にした決済端末は、「店舗のディスプレイとして相応しいかどうか」「来店客が使いやすいかどうか」など細部に目を向けられて設計されています。店舗のレジに常設したい場合には、ぜひこちらをご覧ください。

stera terminal

stera terminal

三井住友カードが提供する「stera terminal」は一台で多様な決済サービスに対応した決済端末です。Panasonic製の決済端末は、店員側・顧客側に液晶画面があり、対面レジの決済をスムーズに行えます。また、「stera terminal」は重量があり、クレジットカードの差し込みや液晶画面の操作で決済端末が動かないため、安心して利用できます。
「stera terminal」にはアプリケーションを追加でき、店舗運営に役立つ機能を追加することが可能です。追加できるアプリケーションの中には、集客・プロモーションに役立つ広告配信やクーポンの発行、データ管理に役立つレジ機能・在庫管理のアプリケーションがあります。自店舗に必要なアプリケーションを選択してインストールできるため、店舗にとって最適な決済環境を整えることができます。

決済端末代 要問い合わせ
決済手数料 2.70%~(通常プラン)
決済ブランド 30種類~
最短導入日 1か月半~
最短利用日 要問い合わせ
回線 要問い合わせ
インバウンド決済 対応
  • stera terminalがおすすめの事業者
  • Panasonic製の高機能な決済端末を試したい
  • 店舗レジに据置で利用したい
  • 機能をカスタマイズしたい
  • 店舗運営を包括的にサポートしてもらいたい




Airペイ

Airペイ

Airペイは、リクルートが提供するキャッシュレス決済端末です。Airペイは、iPadまたはiPhoneと専用のカードリーダーとセットで利用します。決済端末のサイズは、縦53.98mm×横85.60mm×厚さ0.76mmと非常にコンパクトです。店員がiPadまたはiPhoneから決済額の入力を行い、クレジットカードの差し込み・暗証番号の入力時に決済端末を顧客に渡します。
Airペイは幅広く利用されている決済端末ですが、中でも美容院・飲食店・小売店の事例が豊富にあります。同社リクルートが提供しているAirレジとAirペイを連携させることで、ホットペッパーグルメ・ホットペッパービューティーの売上と一元管理できます。Airペイは、振込手数料が発生せず、ランニングコストを抑える効果も期待できます。

決済端末代 0円
決済手数料 3.24%~(通常プラン)
決済ブランド 81種類~
最短導入日 2週間程度
  • Airペイがおすすめの事業者
  • ホットペッパービューティーまたはホットペッパーグルメと連携したい
  • リクルートへの支払いで一本化したい
  • 「COIN+」の決済方法に興味がある
  • 店舗でiPadを活用したい




USEN PAY

USEN PAY

USEN PAYは、株式会社USENが提供する店舗向けの決済端末です。「お店の未来を創造する」のコンセプトで展開するUSENは、店舗DXの一環でキャッシュレス決済を提供しています。USENのサービスのラインナップは、BGM・映像・防犯カメラ・配膳ロボット・POSレジ・サイネージ広告など多種多様です。USEN PAYは、店舗DXを軸としてキャッシュレス決済の導入を検討している事業者におすすめの決済端末です。
USEN PAYは1台で主要ブランドを網羅でき、現金払いに比べ来店客のニーズに応えやすくなります。また、住信SBIネット銀行を指定する場合、翌日入金に対応しています。

決済端末代 0円(レンタル)
決済手数料 2.99%~(通常プラン)
決済ブランド 71種類~
最短導入日 2週間程度(電子マネーは2か月程度)
月額費用 1,980円(税別)
  • USEN PAYがおすすめの事業者
  • 店舗DXに興味がある
  • USENのBGM/映像を使用している
  • マルチタイプの決済端末を検討している




STORES決済

STORES

STORESの決済端末は、コストパフォーマンスが高く手軽に導入できる決済端末です。POSレジ・ネットショップ・予約サービスなど付帯サービスが充実し、店舗運営を総合的にサポートしています。

決済端末代 19,800円(通常プラン)
決済手数料 3.24%~(通常プラン)
決済ブランド 要問い合わせ
最短導入日 3営業日
月額費用 要問い合わせ
インバウンド決済 非対応
  • STORESがおすすめの事業者
  • ネットショップ・POSレジと決済端末をまとめて導入したい
  • ネットショップと店舗の売上を一元管理したい
  • 複数のサービスを同時におトクに導入したい

POSレジと連携した決済端末おすすめ3選

POSレジと連携した決済端末と、POSレジの機能をご紹介します。POSレジは、売上管理や在庫管理・顧客管理などの機能を搭載したレジスターのことを指します。iPadなどのデバイスを採用したPOSレジは、液晶画面をタップする操作で簡単にレジ打ちを行えるため、レジスターの代替として導入する店舗が増えています。また、POSレジには店舗運営をサポートする機能が豊富に備わっているため、業務効率化を検討している店舗にもおすすめです。

スマレジ/連携サービス

スマレジ

「スマレジ」は、iPhone・iPad・iPod touchアプリを使用した高機能クラウドのPOSレジです。売上管理や在庫管理・顧客管理など、店舗運営に必要な機能を幅広く利用できます。周辺機器(キャッシュドロア、レシートプリンター等)や会計ソフト・予約システムとの連携にも対応しているため、より効果的な店舗運営を実現できます。
「スマレジ」の料金プランは5つに分かれています。基本のレジ機能は無料、有料のプランは4つです。自店舗が求める機能に合わせて、プランを選択することで満足度の高いサービスを受けることができます。
「スマレジ」は、「スマレジ」と連携した決済サービスを導入することで、キャッシュレス決済の機能を付帯できます。「スマレジ」との連携に対応した決済サービスには、マルチ決済端末「アルファポータブル」・「PAYGATE」などがあります。年々高まるキャッシュレス決済のニーズに応えるためにも、決済サービスの導入はおすすめです。

  • スマレジ/連携サービスがおすすめの事業者
  • 機能性に優れたPOSレジを求めている
  • 無料でレジ機能を利用したい
  • マルチ決済端末と連携したい




Airペイ/Airレジ

Airペイ・Airレジ

キャッシュレス決済端末の「Airペイ」と、POSシステムの「Airレジ」はリクルートが提供する店舗向けのサービスです。「Airペイ」と「Airレジ」は連携することで店舗の業務効率化を促進でき、セットで導入することがおすすめです。「Airレジ」は、シンプルで機能的なiPad端末のPOSレジです。商品登録や会計・売上管理・顧客管理・在庫管理などの機能を利用できます。シンプルな設計の「Airレジ」は入力ミスが起りにくく、レジ業務を効率化できます。 「Airレジ」の周辺機器を購入した店舗は、導入コスト・ランニングコスト不要でPOSレジの機能を利用できます。ただし、「Airレジ」が販売する周辺機器(キャッシャー/レシートプリンター)には数万円する商品が含まれます。「Airペイ」「Airレジ」を導入する際は、周辺機器の代金を含めた見積もりを確認しましょう。

  • Airペイ/Airレジがおすすめの事業者
  • Airペイ・Airレジをセットで導入したい
  • ホットペッパー関連の予約システムを利用している
  • レジの周辺機器を設置するスペースが十分にある




Square terminal/Square POSレジ

Square

Squareはアメリカに本社を置き、400万を超える加盟店を抱える企業です。Squareは店舗に向けたキャッシュレスサービスを軸として、幅広いラインナップの決済機器を提供しています。「Square POSレジ」はSquareが提供するサービスの一つで、2022年にはAdweekでベストPOSシステムに選出された受賞歴があります。
シンプルな機能とスタイリッシュなロゴデザインが特徴の「Square POSレジ」は、業種に特化した機能も備わっています。小売店専用にカスタマイズされた「リテール向け Square POSレジ」には在庫管理やオンライン販売の機能が付帯し、飲食店に向けたPOSレジには厨房業務の管理やフロア管理などの機能が付帯しています。
マルチ決済端末の「Square terminal」と「Square POSレジ」をセットで導入することで、スタイリッシュな店内と業種に特化した店舗DXを実現できるかもしれません。

  • Square terminal/Square POSレジがおすすめの事業者
  • スタイリッシュなデザインにこだわりたい
  • 受賞歴・世界に認められた企業のサービスを導入したい
  • 業種に特化した機能を求めている

まとめ

本記事では、目的別におすすめの決済端末をご紹介しました。キャッシュレスのニーズが高まると同時に、決済端末を探しているお店も増えています。お店の目的にマッチした決済端末を選び、快適な決済環境を整えることがおすすめです。

同じような価格帯・機能を備えた決済端末が多く、決済端末を選ぶ作業はとても大変になりました。決済端末の細かな違いを表にして見比べることも大切ですが、キャッシュレスの波に乗り遅れないことも大切です。年間の契約縛りがなく、決済端末代や解約費用が発生しない決済端末を選ぶことも選択肢に入れてはいかがでしょうか。