キャッシュレスとは?
代表的なサービスを漫画で紹介
キャッシュレスとは?
現金以外の支払い方法全てが該当
キャッシュレスの定義は広く、基本的には現金以外の全ての支払い方法をいいます。代表的なキャッシュレス決済は銀行振込やクレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済などがあります。キャッシュレス決済は現金の持ち合わせがなくても買い物ができる、買った者の履歴が残るなど、エンドユーザーに大きなメリットがある一方で、店舗側にも経理業務やレジオペレーションの簡略化などのメリットをもたらしています。
2018年4月に経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」を策定し、国をあげてキャッシュレス決済が推進されるようになりました。日本のキャッシュレス決済の支払額比率は2008年時点で13.2%程度でしたが、2020年には28.5%と約2倍まで増えています。
QRコード決済や電子マネー決済など多種多様なサービスが登場し続けており、増え続ける決済サービスの中で、どのサービスを優先的に導入するべきなのかをご紹介します。
(参考:日本クレジット協会調査、日本デビットカード推進協議会、日本銀行、キャッシュレス推進協議会、内閣府「国民経済計算」)
キャッシュレス決済の種類と普及状況
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済にはクレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済、プリペイド決済など、様々な種類があります。それぞれ前払い式、即時払い式、後払い式などお金を支払うタイミングが異なっていたり、カードタイプ、スマートフォンタイプなど決済に使うものも異なります。
前払い式(プリペイド) | 即時払い式(リアルタイムペイ) | 後払い式(ポストペイ) | ||
主なサービス | 電子マネー (交通系、流通系、ハウスカード) |
デビットカード (銀行系、国際ブランド系) |
モバイルウォレット (QRコード、NFCなど) |
クレジットカード (国際ブランド、銀聯など) |
決済方法 | タッチ式 | 磁器スライド式 ICチップ読み込み式 |
QRコード読み取り式 タッチ式 |
磁器スライド式 ICチップ読み込み式 タッチ式 |
支払い方法 | 事前チャージ | リアルタイム決済 | 後払い | |
加盟店 入金サイクル |
月2回など ※決済代行会社により異なる |
月2回など ※決済代行会社により異なる |
月2回など ※決済代行会社により異なる |
(出典:キャッシュレス決済の“いろは”(PDF))
キャッシュレス決済の普及状況
2015年の段階でのキャッシュレス普及率は18.4%と20%を下回り、キャッシュレス後進国と言われていました。
しかし「未来投資戦略 2017」において、2027年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にするという目標が掲げられました。それにより、2020年のキャッシュレス決済比率が29.7%となり、その後も増加の一途をたどっています。
実店舗向けの決済サービスのご紹介
クレジットカード決済をはじめ、キャッシュレス決済には様々な種類があります。
それぞれのサービスにどのようなメリットがあるのかを紹介します。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は、日本で最も利用されているキャッシュレス決済であることが最大の特徴です。
導入している店舗も多く、飲食店や物販店、エステサロンや整体院など数多くの事業者がクレジットカード決済を導入しています。
決済サービスの中でも、クレジットカードの利用はキャッシュレス決済の中で約5割を占める(※1)という調査結果も出るくらい利用者が多いんです。(※1:参照「キャッシュレス決済に関する利用状況調査2020」)
決済代行を利用すると面倒な審査申請作業の一元化することができます。また、決済状況の確認も一つ管理画面にまとめることができ、各ブランドの入金なども同じサイクルに合わせられるので、運用上の管理が大幅に削減できます。
QRコード決済
QRコード決済は2016年頃から徐々にサービスが増え、政府のキャッシュレス推進施策等も相まって数十の企業がQRコード・バーコード決済サービスを展開しています。
決済の流れは店舗が提示したコードを利用者がスマホで読み込む「ユーザースキャン方式」、利用者が自分のスマホにコードを表示させ店舗側に読み取ってもらう「ストアスキャン方式」があります。
アルファノートの決済端末はQRコード・バーコードの読み取りができ、レシートも印刷できます。プリンターなどの付属機器を購入せずに1台導入するだけで利用が可能です。
海外QRコード・バーコード決済
スマートコード決済
電子マネー決済
電子マネー決済は、 ICカードやスマホでタッチするだけで現金の代わりに支払いができる決済方法です。電子マネーには、SuicaやPASMOなどの「交通系電子マネー」、楽天Edyやnanacoなどの「流通系電子マネー」があり、事前に使いたい分だけチャージ(またはオートチャージ)することで使用できます。
自分の商圏エリアの電子マネーを導入しておくと、ユーザーの利便性の向上につながります。
アルファノートでは下記の電子マネーブランドの導入が可能です。
全てまとめて導入可能!アルファポータブル
アルファノートでは60種類の決済サービスを1台で導入できるようにマルチ決済端末機を取り扱っています。レシートプリンターも搭載されているため、他に機器を購入する必要がなく、端末機一台で決済を完結することができます。
バッテリー | 充電式、24時間 |
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ネット環境 | 4G回線、Wi-Fi |
レシート | プリンター内蔵 |
カード リーダー |
非接触IC、接触IC、磁気 |
カメラ | 500万画素、フロントカメラ、バックカメラ |
キャッシュレス決済の導入のメリット
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販売機会拡大が
期待できるクレジットカードの発行枚数は2億枚以上、QRコード決済のPayPayはユーザー数1000万人以上と今もなお増え続けています。キャッシュレス決済を希望の方は、初めから利用可能かどうかでお店を選択するケースも多いため、導入することで集客に繋がります。また現金を持っていないときの機会ロスを防ぐこともできます。
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客単価アップ
マサチューセッツ工科大学の実験結果によると「クレジットカード決済は、支出の現実感が薄れるため支出機会が増加し、1回あたりの支出が現金よりも多くなる傾向にある」というデータを出しています。キャッシュレス決済の導入は、客単価UPの効果が期待できます。
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レジオペレーションと
売上管理の効率化レジの回転率が向上し、おつりの間違いなどのトラブルが減ることにより顧客満足度に繋がります。またキャッシュレス決済による売上は全てデジタル管理になるため、管理も簡単になります。
人の手を減らすことができるので、人件費の削減にも繋がります。
まとめ
キャッシュレス決済を利用するエンドユーザーは今後さらに増え続けると予想されています。それに伴い、店舗側はニーズに合った決済サービスを導入する必要があります。
アルファノートではクレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済を主に提供しております。店舗に合った決済サービスが何か、端末はどのようなものでどう使うのか、決済手数料はどれくらいなのかなど、担当から詳細をご案内をさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。