PayPayの導入|PayPay公式サイトと決済代行、どちらで導入すべき?費用・対応ブランドの違いを比較
この記事は、店舗経営者や個人事業主の方々に向けて、PayPay対応の決済端末の選び方や導入方法、費用、対応ブランドなどをわかりやすく解説する内容です。PayPay公式と決済代行サービスのどちらで導入すべきか迷っている方に、比較表を交えながら最適な選択肢を提案します。キャッシュレス化が進む中、PayPay決済端末の導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
PayPayの市場規模
PayPayは日本国内で急速に普及しているQRコード決済サービスです。2025年7月時点でユーザー数は7,000万人を突破、PayPayの取扱額は2024年に過去最高の12兆5,000億円に達しました(※1)。決済回数は74.6億円を超え、キャッシュレスの約5回に1回は「PayPay」で決済されていることが明らかになりました。(※2)加盟店数も400万店舗以上に拡大し、飲食店や小売店、サービス業など幅広い業種で利用されています。キャッシュレス決済全体の中でもPayPayのシェアは高く、特に若年層やファミリー層を中心に日常的な支払い手段として定着しています。今後も市場規模は拡大が見込まれており、店舗側にとっても導入メリットが大きい決済手段です。
※1、出典:日本経済新聞_PayPayニュースリリース
※2、出典:PayPay公式サイト
PayPay_決済回数を表すグラフ
画像出典:PayPay_決済回数を表すグラフ
PayPayのシェア率
インフキュリオンが発表した「決済代行2024年 上期調査」によると、決済カテゴリの中で「コード決済アプリ」が過去最高値を記録しました。利用している決済カードやアプリとしては、「PayPay」の利用率が51%(グラフ参照)となり、前年に続き1位を記録しました。今もっとも注目されている決済手段と言っても、過言ではない利用率です。PayPayを導入することで、PayPayの利用者をお店に呼び込みましょう。
各カテゴリーの利用率の推移
画像出典:各カテゴリーの利用率の推移
個別キャッシュレスサービス利用率と直近2年間の増減
画像出典:個別キャッシュレスサービス利用率と直近2年間の増減
PayPayの導入方法|直接契約と決済代行経由の違い
PayPayを導入する方法は大きく分けて「直接契約」と「決済代行会社を経由する契約」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、費用や導入できる決済手段の幅が変わります。自社の業態や販売チャネルに合わせて、最適な方法を選びましょう。
PayPay公式サイトでの直接契約
PayPayと直接契約を結ぶ場合、初期費用や決済手数料を抑えて導入できる点が魅力です。ただし、利用できるのはPayPay決済のみで、他のキャッシュレス決済は別途契約が必要になります。
- 直接契約がおすすめの方
- 導入コストをできるだけ抑えたい方
- PayPayのみをメインに利用したい店舗
- シンプルな運用でキャッシュレス決済を試したい方
決済代行会社との契約
決済代行会社を通じてPayPayを導入する場合、直接契約に比べて手数料がやや高くなることがあります。しかし、PayPay以外の決済手段もまとめて導入できるため、顧客の利便性が大きく向上します。クレジットカードや電子マネー、他のQRコード決済を一括で扱えるうえ、売上の一元管理ができる点も大きなメリットです。
- 決済代行経由がおすすめの方
- 複数のキャッシュレス決済をまとめて導入したい方
- ECサイトと実店舗を併用している事業者
- 売上管理や入金処理を効率化したい方
PayPay公式サイトと決済代行経由の導入を比較
PayPay公式サイトからの直接契約と、決済代行会社を経由する方法では、費用や対応可能な決済手段・管理のしやすさが異なります。そのため、自社の運用スタイルやニーズに合わせて比較することが大切です。以下の表から、導入方法の違いを確認しましょう。
| 項目 | PayPay公式サイト | 決済代行会社 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料~ | 無料~数万円 |
| 月額費用 | 無料 | 無料~2,000円程度 |
| 決済手数料 | 1.98%~ | 2.5%~3.5%程度 |
| 対応ブランド | PayPayのみ | クレジットカード・電子マネー・PayPay以外のQRコード |
| 導入スピード | 最短即日 | 1週間~1ヶ月 |
| サポート | PayPayサポート | 各決済代行会社のサポート |
PayPayを決済代行経由で導入したい方へ
アルファポータブル
当社の決済端末「アルファポータブル」は、PayPayをはじめとした決済ブランド70種類以上に対応しています。決済端末はタッチパネル式で直感的な操作を実現し、だれでも簡単に操作できることが特徴です。また、端末機にはレシートプリンターを搭載しているため、場所を選ばずに決済サービスをご利用いただけます。
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