PayPay

PayPayはスマートフォンでQRコード決済ができる日本最大級のキャッシュレス決済アプリです。2018年のサービス開始以来急伸し、2025年7月時点で登録ユーザーは7,000万人以上に達し、日本の人口の過半数・スマホユーザーの約3分の2が利用しています。コード決済市場では長らくトップシェアを維持し、日常の買い物から飲食、交通まで幅広く対応しています。ポイント還元や友達紹介キャンペーンなどお得な企画も頻繁に実施され、PayPayポイントが貯まる仕組みが人気です。また、PayPayカードやPayPay銀行との連携で金融サービスとしての利便性も高めています。
PayPayとは?
PayPayとは、スマートフォンひとつで支払いができるQRコード決済サービスです。全国の多くの店舗で導入され、日常の支払い手段として幅広い層に浸透しています。
圧倒的な利用者数
- PayPayは国内で7,000万人以上が利用しており、幅広い年代に浸透しています。そのため、「”PayPayが使えるか”を基準に来店を決める顧客」は少なくありません。PayPayを導入することで、新規顧客の獲得や来店動機づくりにつながりやすいといえるでしょう。
豊富なキャンペーン・クーポン
- PayPayでは、全体キャンペーンに加え、店舗独自のクーポン配信やポイント付与が可能です。値引きに頼らず、ポイント還元という形でお得感を演出できるため、客単価やリピート率の向上も期待できます。集客施策を手軽に実施できる点は、多くの事業者に評価されています。
また、毎週月曜日には「クーポンマンデー」として、様々なお店で使えるクーポンを配信されています。そのため、一時的な集客効果ではなく、恒常的な効果が期待できます。 シンプルな運用方法
- QRコードを設置するだけで始められるため、専用端末が不要なケースも多く、初期負担を抑えられます。決済操作もシンプルで、スタッフ教育に時間がかかりにくい点も安心です。小規模店舗や個人事業主でも無理なく導入できるのがPayPayの特徴です。
PayPayのセキュリティ体制
PayPayは不正利用や個人情報の漏洩を防ぐために、強固なセキュリティ対策を行っています。
- 24時間365日の不正検知・監視体制
- PayPayでは、専任スタッフやシステムが常時取引データを監視し、不審な動きや不正利用の兆候をリアルタイムで検出する体制を敷いています。これにより、不正な取引を迅速にブロックする仕組みを整えています。
- フィッシングサイト対策と迅速な対応
- PayPayを装った偽サイトの情報を収集・分析し、発見されたフィッシングサイトの閉鎖や注意喚起を行っています。これにより、第三者によるログイン情報の盗取などのリスクを低減しています。
- 利用者を守る補償制度の整備
- 万が一、不正利用が発生した場合でも、所定の条件を満たせば補償を受けられる制度が用意されています。これにより、利用者は安心してキャッシュレス決済を利用できます。セキュリティ対策とあわせて補償体制を明示している点も、PayPayが信頼を集める理由のひとつです。
- 本人確認・認証の強化
- PayPayでは、携帯電話番号認証やパスコード設定に加え、利用状況に応じて追加認証を求める仕組みを採用しています。銀行口座連携や高額利用時には本人確認(eKYC)を必須とすることで、第三者によるなりすましや不正登録を防止しています。
PayPayのチャージ方法
- クレジットカード
- PayPay残高へチャージできるクレジットカードは、Yahoo!Japanカード(ヤフーカード)のみです。ヤフーカードを利用することで、PayPayポイントがプラスで付与されるなどの還元を受けられるようになります。PayPayアプリから「カード追加」をタップし、クレジットカードをスキャンすることで登録が完了します。
- 銀行口座
- 銀行口座と「PayPay」を連携することで、その後は口座振替でチャージすることが可能です。
60以上の金融機関に対応(2020年12月時点)しています。登録を行うには、キャッシュカード・パスワード・通帳・ワンタイムパスワードなどの情報が必要です。※必要情報は銀行によって異なります。
PayPayアプリから「銀行口座登録」をタップ、登録する銀行を選択し情報を入力することで登録が完了します。
- 現金
- セブン銀行ATMを利用することで、現金によるチャージが可能です。セブン銀行の口座を持っていない方でも利用することができます。チャージは1000円単位で行え、1回あたりのチャージ上限金額は50万円です。チャージ時の手数料は掛かりません。
セブン銀行のATMで「スマホで取引」をタッチし、表示されたQRコードをPayPayアプリで読み込みます。アプリに4ケタの企業番号が表示されるので、セブン銀行のATMに入力します。ATMに現金を入金することで、チャージが完了します。
- ヤフオク!の売上げ金
- 2019年6月に、「ヤフオク!」で売上げた金額をPayPayにチャージすることができるようになりました。売上げた金額を管理画面上で処理するだけで、そのままPayPayでの決済に利用することが可能です。最初の設定のみで自動的にチャージされる、オートチャージ機能も利用できます。
「ヤフオク!」の管理画面で「マイ・オークション」から「売上管理」に進み、「PayPayにチャージ」をタップし、金額を入力することでチャージが完了します。
- ギフトカード
- キャンペーンなどで配布されるギフトカードから、PayPay残高へチャージすることが可能です。
PayPayアプリから「チャージ」を選択し、「ギフトカード」をタップします。ギフトカードに記載されている、16ケタのギフトカード番号を入力することでチャージが完了します。
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- ソフトバンク、またはワイモバイルを契約中の方に限り、チャージした金額を携帯電話料金と合算して支払うことが可能です。クレジットカードや銀行口座の登録なども不要なので、手軽に利用することができます。
PayPayアプリの「アカウント」から「外部サービス連携」をタップし、ソフトバンク・ワイモバイルと連携します。「チャージ」から「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を選択し、チャージ金額を入力することで完了です。
PayPay 決済の流れ
店舗がコードを読み込む場合
エンドユーザーがコードを読み込む場合
PayPay オンライン決済(非対面決済)
「PayPay」は、対面決済だけではなくオンライン決済にも対応しています。PayPayアカウントを利用し、金額を入力するだけで簡単に決済が完了します。
PayPay オンライン決済導入のメリット
- ・PayPay会員の集客
「PayPay」の登録者数は、2020年度に3000万人を超えていることからオンライン決済においても高い集客力が期待できます。 - ・コンバージョン率の改善
対面決済と同じように、エンドユーザーはアプリ操作を行うだけで決済を完了することができます。クレジットカード番号や銀行口座の入力が不要なので、離脱率やコンバージョン率を改善させ売上げアップが期待できます。 - ・スムーズな支払いが可能
決済ページで、支払い方法「PayPay」を選択すると自動でPayPayアプリが立ち上がり決済が完了します。スマホで買い物をされるユーザーにおすすめの決済手法です。
- ・PayPay会員の集客
- PayPay オンライン決済の流れ
- 利用者は最短3STEPで決済が可能です。
※スマホからサイトへアクセスした場合
PayPay オフライン決済
PayPayオフライン決済は、データ通信を行えない環境下においてもユーザー側でPayPayの決済アプリケーションを起動させ、支払いを完結できる決済サービスです。 データ通信を行えない・または接続が不安定な環境下では、PayPayの決済アプリケーション内に「オフライン支払いモード」が表示され、決済に必要なコードが表示されます。従来のPayPayの仕組みと同様に、表示されたコードを店舗側が読み取ることで決済が完了します。PayPayオフライン決済が普及することで、ネット環境が不安定な店舗においてもキャッシュレス決済を導入することが可能となります。 ※同サービスは、2023年7月20日にスタートいたします。サービスのご利用には、アプリケーションのアップデートが必要となります。
ご利用条件
-
・ストアスキャン方式の加盟店であること
・店舗の決済端末がオフラインであること 支払い方法
-
・PayPay残高
・PayPay後払い 注意点
-
・決済金額は1回につき5,000円未満
・決済回数は、24時間以内に2回・過去30日以内に10回まで
PayPay 導入のメリット
利用者数の多さによる集客効果
- PayPayは国内最大級の利用者数を誇るQRコード決済です。「PayPayが使えるかどうか」を基準に来店先を選ぶユーザーも多く、導入することで新規顧客の集客効果が期待できます。
キャンペーン・クーポンによる販促が可能
- PayPay主催の大型キャンペーンに加え、店舗独自のクーポン配信やポイント付与が行えます。値引きではなくポイント還元で訴求ができるため、利益を確保しながら集客・リピート促進を狙えます。
導入しやすく、運用負担が少ない
- QRコードを設置するだけで利用開始できるケースが多く、専用端末が不要な点も魅力です。決済操作がシンプルなため、スタッフ教育の負担も抑えられ、小規模店舗や個人事業主でも始めやすい決済手段です。
現金管理の手間やリスクを軽減
- 現金の受け渡しが減ることで、釣銭準備や締め作業の手間、盗難・計算ミスといったリスクを軽減できます。会計業務の効率化にもつながります。
PayPayの導入方法
1.アルファポータブルを導入する
- アルファノートのアルファポータブルであれば、「PayPay」の他、「楽天ペイ」や「d払い」などの各種QRコード決済や、クレジットカード決済、各種電子マネー決済などを1台で利用することができます。Wi-Fi、4G回線に対応しているため、屋外でも決済可能です。
≫アルファポータブルを詳しく知りたいかたはこちら 2.PayPayに直接申込みをする
- 「PayPay」の専用Webホームから申込みをし、審査が行われます。審査日数は2営業日程度です。審査通過後「PayPayコードキット」が送付され、サービスを利用できるようになります。
PayPayの導入に必要な書類
法人・個人事業主共通
- 申込者の本人確認書類(以下のいずれか1点)
・運転免許証
・在留カードおよび特別永住者証明書
・個人番号カード
・日本国パスポート
・各種健康保険証 個人事業主
- 住所確認書類(以下のいずれか1点)
・公共料金領収書(電気・ガス・水道など)
・住民票記載事項証明書
・住民票写
注意点
- PayPayの加盟店審査では、以下の条件により提出書類が異なる場合があります。
・申込区分(法人/個人事業主)
・業種
・提出する本人確認書類の種類
PayPay 導入の流れ
PayPay に対応した決済サービスは、下記の流れでご導入いただけます。
- STEP1
- アルファノートへお問い合わせ
- STEP2
- お申込書、必要書類のご提出
- STEP3
- 加盟店審査
- STEP4
- 端末の発送、初期設定
- STEP5
- サービス開始
PayPay 導入に関してよくある質問
- 初期費用や月額費用はかかりますか?
- 業種や取り扱い商材によってご案内できるプランが異なります。お気軽にお問い合わせください。
- 専用端末は必要ですか?
- PayPayのQRコードタイプの導入であれば、端末不要です。ただし、PayPay以外の決済は導入ができません。 PayPay以外のキャッシュレス決済もまとめて導入したい場合には、専用端末を導入する必要があります。
- 申し込みから利用開始までどれくらいかかりますか?
- PayPayが提供する決済端末「PayCAS」の場合、利用開始まで2週間~1か月程度かかります。
一方、PayPayに対応した決済端末「アルファポータブル」は最短即日でご利用いただけます。
≫決済端末アルファポータブルの詳細はこちら
- 個人事業主や小規模店舗でも導入できますか?
- はい、可能です。法人・個人事業主を問わず、多くの小規模店舗で導入されています。

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