クレジットカード決済端末機|メーカーのシェア率や性能の違いを比較

この記事は、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を導入したい店舗経営者や事業者の方に向けて書かれています。「決済端末 メーカー」で検索する方が知りたい、主要な決済端末メーカーやその特徴、端末の性能や選び方、購入方法までをわかりやすく解説します。これからキャッシュレス決済を導入したい方や、既存の端末から乗り換えを検討している方にとって、メーカーごとの違いやおすすめポイントが一目でわかる内容となっています。ぜひ参考にしてください。

決済端末機のメーカーとは?

決済端末機のメーカーとは、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応した端末機器を開発・製造している企業のことを指します。これらのメーカーは、店舗や事業者がキャッシュレス決済をスムーズに導入できるよう、さまざまなタイプの端末を提供しています。端末の種類や性能、対応する決済ブランド、セキュリティ機能などはメーカーごとに異なり、導入コストやサポート体制も比較ポイントとなります。また、端末本体の製造だけでなく、決済アプリや管理システムの開発も手がけるメーカーも多く、ハードウェアとソフトウェアの両面からサービスを提供しています。

ハードウェア(本体)の製造

決済端末のハードウェア製造は、端末本体の設計や組み立て、耐久性やセキュリティ基準のクリアなど、高度な技術が求められる分野です。メーカーによっては、据え置き型やモバイル型、タブレット一体型など、さまざまな形状や用途に合わせた端末をラインナップしています。また、ICチップやNFC、磁気ストライプなど多様な決済方式に対応するための機能も搭載されており、店舗の規模や業種に応じて最適な端末を選ぶことができます。ハードウェアの品質や信頼性は、日々の業務に直結するため、メーカー選びの重要なポイントとなります。

ソフトウェア(端末に内臓するアプリ)の開発

決済端末のソフトウェアは、決済処理を安全かつスムーズに行うための心臓部ともいえる存在です。操作性やセキュリティ、アップデートのしやすさなどが重視されています。また、売上管理やレシート発行、ポイント連携など、店舗運営をサポートする多機能なアプリを提供するメーカーも増えています。ソフトウェアの使いやすさや拡張性は、導入後の業務効率や顧客満足度にも大きく影響します。

決済端末の製造会社(端末機の仕入れ)

日本国内外には、決済端末の製造を手がける大手メーカーが多数存在します。それぞれの企業は、独自の技術やノウハウを活かし、店舗や事業者の多様なニーズに応える端末を開発しています。ここでは、代表的な決済端末メーカーとして「東芝テック」「PAX」「パナソニックコネクト」「セイコーソリューションズ」などを紹介し、それぞれの特徴や強みについて解説します。メーカーごとの違いを知ることで、自社に最適な端末選びの参考になるでしょう。

PAX

PAX

PAXは、中国を拠点とするグローバルな決済端末メーカーで、世界中で高いシェアを誇ります。最新のテクノロジーを取り入れた端末開発に強みがあり、Android OS搭載のスマート端末や、モバイル型・据え置き型など多彩なラインナップを展開しています。コストパフォーマンスに優れ、導入しやすい価格帯も魅力です。日本国内でも多くの決済サービス事業者がPAX製端末を採用しており、グローバル基準のセキュリティや拡張性を求める事業者に適しています。

PAXの決済端末(一例)

PAXの決済端末を、一部抜粋して紹介します。

PAXの製品一覧はこちら

パナソニックコネクト

パナソニックコネクト

パナソニックコネクトは、パナソニックグループとして、業務用端末やPOSシステム、決済端末の開発・製造を行っています。堅牢性や耐久性に優れた端末設計が特徴で、長時間の連続稼働や過酷な環境下でも安定したパフォーマンスを発揮します。また、国内外の主要な決済ブランドに対応しており、店舗の規模や業種に合わせたカスタマイズも可能です。信頼性の高い日本製端末を求める事業者におすすめのメーカーです。

パナソニックコネクトの決済端末(一例)

パナソニックコネクトの決済端末を、一部抜粋して紹介します。

パナソニックコネクトの製品一覧はこちら

セイコーソリューションズ

セイコーソリューションズは、決済端末やネットワーク機器、IoTソリューションなどを手がける日本のメーカーです。特にキャッシュレス決済端末の分野では、コンパクトで使いやすい端末や、クラウド連携型のシステムなど、先進的な製品を多数展開しています。セキュリティや拡張性にも優れており、飲食店や小売店、サービス業など幅広い業種で導入実績があります。サポート体制やアフターサービスも充実しているため、安心して導入できるメーカーの一つです。

セイコーソリューションズの決済端末(一例)

セイコーソリューションズの決済端末を、一部抜粋して紹介します。

セイコーソリューションズの製品一覧はこちら

東芝テック

東芝テックは、POSシステムやレジスター・セルフレジ・決済端末を幅広く手掛ける日本の大手メーカーです。高い信頼性と堅牢なハードウェア設計が特徴で、全国の小売店や飲食店、商業施設など幅広い業種で導入されています。また、ICカードや非接触決済、QRコード決済など多様な決済方式に対応した端末を提供しており、セキュリティ面でも国際的な基準をクリアしています。サポート体制も充実しているため、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗にもおすすめのメーカーです。

東芝テックの決済端末(一例)

東芝テックの決済端末を、一部抜粋して紹介します。

東芝テックの製品一覧はこちら

決済端末の販売会社(端末機の導入)

決済端末はメーカーが直接販売する場合もありますが、多くは決済代行会社や代理店を通じて提供されます。各メーカーから仕入れた端末機にアプリケーション等のソフトウェアを構築し、「決済端末機」として事業者の手に渡ります。 販売企業である決済代行会社は、決済端末だけでなく、加盟店審査やセキュリティ環境の構築・アフターサービスなど幅広いサービスを提供しています。ここでは、代表的な販売企業とその主力端末について詳しく紹介します。

アルファノート株式会社

アルファノート

アルファノート株式会社は、店舗向けの決済端末機からオンライン決済まで、幅広い決済サービスを取り扱う会社です。決済サービスの導入から運用まで一貫したサポート体制が整っており、加盟店ごとに専属の担当者が対応します。アルファノートは、最短即日のスピーディーな発送、週単位の入金サイクル、365日24時間体制のカスタマーサポートに強みがあります。祝日でも対応してくれるので、安心して決済サービスを利用できます。

アルファポータブル

機能 仕様
重量 440g
スクリーン 約5.5インチ
バッテリー 搭載
レシートプリンター 搭載(感熱方式 )
非接触決済 対応
ネット回線 Wi-Fi、4G回線
  • アルファポータブル|他の端末との違い
  • ・場所を選ばない
  • ・継続課金に対応できる
  • ・5万円以上のコースを決済できる
  • ・スマレジと連携できる

square

square

square(スクエア)は、アメリカ発の決済サービス企業で、日本国内でも多くの店舗に導入されています。シンプルな料金体系と、スマートフォンやタブレットと連携できる、使いやすさが特徴です。売上管理やレポート機能など、店舗運営をサポートする機能も充実しています。

square terminal

機能 仕様
重量 417g
スクリーン 約5.5インチ
バッテリー 搭載
レシートプリンター 搭載(感熱方式 )
非接触決済 対応
ネット回線 Wi-Fi、イーサネット(別途購入)
  • square terminal|他の端末との違い
  • ・square POSレジと連携できる
  • ・スタイリッシュ

三井住友カード

三井住友カード_stera

三井住友カードは、国内大手のクレジットカード会社であり、決済端末の提供も行っています。信頼性の高いサービスと、幅広い決済ブランドへの対応力が強みです。また、導入サポートやアフターサービスも充実しており、安心して利用できる点が多くの事業者から支持されています。特に大規模店舗やチェーン店での導入実績が豊富です。

stera terminal

機能 仕様
重量 956g
スクリーン 約5.5インチ
バッテリー 非搭載
レシートプリンター 搭載(ラインサーマル方式 )
非接触決済 対応
ネット回線 有線LAN、Bluetooth
  • stera terminal|他の端末との違い
  • ・端末機は重量があり、設置場所は固定される
  • ・アプリケーションをカスタマイズできる
  • ・端末機のディスプレイは2面式、お客様側と店員側に設置されている

リクルートホールディングス

Airペイ

リクルートホールディングスは、AirPAY(エアペイ)という決済端末を提供しています。小規模店舗や個人事業主を中心に、導入のしやすさやサポート体制の充実で評価を得ています。また、POSレジや予約システムなど、店舗運営に必要なサービスと連携できるのも強みです。

AirPAY

機能 仕様
重量 117g
カードリーダー 約53.98mm×85.60mm
バッテリー 搭載
レシートプリンター 非搭載(別途、必要)
非接触決済 対応
ネット回線 4G回線、Wi-Fi
  • AirPAY|他の端末との違い
  • ・端末機とは別にレシートプリンターが必要
  • ・Airレジと連携できる
  • ・端末機は非常にコンパクト

スマレジ

PAYGATE

スマレジは、クラウド型POSレジサービスを提供する企業で、決済端末の販売も行っています。POSレジと連携した売上管理や在庫管理が可能で、店舗運営の効率化をサポートします。多様な決済ブランドに対応した端末を取り扱い、業種や規模に合わせた最適な提案が可能です。サポート体制も整っており、安心して導入できます。

PAYGATE

機能 仕様
重量 455g/445g
スクリーン 約5.0インチ/5.5インチ
バッテリー 搭載
レシートプリンター 搭載(感熱方式)
非接触決済 対応
ネット回線 4G回線、Wi-Fi
  • PAYGATE|他の端末との違い
  • ・場所を選ばない
  • ・スマレジと連携できる

決済端末を導入(購入)する方法

決済端末を購入する際、まずはじめに、決済代行会社の公式ホームページ(あるいは広告用のページ)から問い合わせします。問い合わせでは、「いつまでに導入したいか」「事業規模・売上はどうか」など事業者の状況をヒアリングし、その後、料金や違約金・契約期間などの条件を提示されます。
提示された条件に合意した事業者は、加盟店審査を受け、審査通過後に加盟店契約を交わします。決済端末が発送される日程は、決済代行会社により大きく異なるため、事前に確認しましょう。

審査・契約・発送までノンストップ!最短即日で導入できる決済端末はこちら

まとめ

クレジットカード決済端末機は、メーカーや販売企業によって性能やサービス内容が大きく異なります。ハードウェアの信頼性やソフトウェアの使いやすさ、対応する決済ブランド、サポート体制などを比較し、自社に最適な端末を選ぶことが重要です。また、購入方法も多様化しており、導入のしやすさやアフターサポートも選定のポイントとなります。この記事を参考に、ぜひ自社にぴったりの決済端末を見つけて、キャッシュレス化を進めてください。